最近はほとんどの自治体が導入している有料ゴミ袋。大体10枚単位で売っていますよね。転勤族をやっていると、どうしてもこのうちの何枚が余ってしまうんですよね。
私は幸いなことに結構指定がない自治体に引っ越していたのですが、今住んでいるところが数年ぶりに有料のゴミ袋のところでした。子どもがまだ小さくてオムツとかですぐゴミ袋がいっぱいになっちゃって、結構痛い出費になっています。
子どもがいない頃はたいして大きい金額でもないし、余ってもしょうがないかなと思っていました。しかし、今はちょっと気になります。そこで、引っ越しまでに使いきれなかった有料ゴミ袋は返金とかしてもらえるのか今住んでいる市役所の担当者に聞いてみました。
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有料ゴミ袋は返金できる?
早速結論から言いますが、私が今住んでいる自治体は返金できないということでした。残念!ちなみに交換は可能だそうです。同一市内の別地域(ゴミ袋がちょっと変わる)に転居した場合の交換や、間違って違う種類を買った時の交換、例えば不燃のゴミ袋買おうとしたのに、可燃のゴミ袋買っちゃったという場合は交換してくれるようです。
本当に残念ですね。結論が先になっちゃったんですが、そもそも私がなんで疑問に思ったのかを説明させていただきます。
そもそもなぜゴミ袋が有料なの?
ゴミ袋って自治体によっても有料の指定ゴミ袋があるところと、自由でレジ袋とかでいいところがありますよね。そもそもなんで有料のゴミ袋があるのでしょうか?その理由が気になったので、調べてみました。
ごみの有料化は、排出者である市民の皆様から、ごみ収集に要する費用の一部を手数料として負担を求めるもので、ごみの減量化、リサイクルの推進並びに負担の公平化などを主目的としております。
有料化により、ごみ排出者の責任がより明確となるほか、市民の皆様がごみ問題に対する意識を一層高められ、最終的にはごみの相対的な抑制が図られることを期待するものです。
引用元:泉南市ホームページ
ゴミを出している市民がゴミ回収に必要な費用の一部を手数料として負担しているということですね。ゴミを出すので、その収集費用を出すのは納得できます。税収が厳しくそこまでお金が回らない自治体とかはしょうがないかなとは思います。そして、その徴収方法としてゴミ袋を有料化するのも、ゴミをよく出す人ほど収集費用の負担を大きくするということで理にかなっている気がしますね。
でも引っ越したら?
ただ、引っ越して他の市町村に転居してしまったら、ゴミの排出者ではなくなりますよね?
先ほどの説明だと、なんとなくこれからゴミ捨てる時の収集費用を、ゴミ袋として先払いしているというイメージを持ってしまいます。
だったら、引っ越して今後その自治体に捨てないんだったら、先払いした費用分は返金・返還があってもおかしくないんじゃないかなと思い、市役所の担当者にメールで質問してみました。
返金は無理でした!
そして帰ってきた回答が、冒頭で述べた返金は不可というものでした。理由は分からないですけどね。交換はできるけど返金はできないということですね。まあそこまで期待していませんでした!これは私が住んでいる自治体の対応です。他のところだったら返還してもらえるかもしれません。
ゴミ袋1枚あたりも10円程度ですし、この程度は必要経費ということでしょうがないかなと言う感じです。ただ、丁寧かつ迅速に回答してくださった市役所の方には感謝しています。
まとめ
自治体のゴミ出しルールは、指定の有料ゴミ袋・指定なし・指定ゴミ袋を何枚かは支給する、というような感じで、自治体によって対応が異なります。税収も自治体で異なるのでこれはしょうがないことだと思います。
なぜ有料化しているのかというと、
ごみの有料化は、排出者である市民の皆様から、ごみ収集に要する費用の一部を手数料として負担を求めるもので、ごみの減量化、リサイクルの推進並びに負担の公平化などを主目的としております。
引用元:泉南市ホームページ
ということのようです。そこで、引っ越したらこの費用を負担すべき人ではなくなるので、返金とかしてもらえるんじゃないかな?という疑問が湧いたので、市役所に聞いてみましたが、結果は返金不可ということでした。
あくまで私が住んでいる自治体が返金不可となっているだけです。皆さんも気になったら市役所に問い合わせてみてはいかがでしょうか。