大阪市への転勤!大阪市ってどうなの?【子育て編】

大阪市扇町公園転勤族あれこれ
大阪市扇町公園

数年前ですが、夫の転勤で大阪市に3年間住みました。

私は関西出身ですが、大阪ではない府県出身ですので大阪市には初めて住むことになりました。

大阪市に引っ越すまでは、大阪市って治安悪そうだな、、、とか、物価高いんじゃないかなと心配事も多かったのですが、実際に住んでみるととってもいいところでした!

そんな大阪市の魅力を今回は子育てに特にフォーカスしてお話しさせていただきたいと思います。

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大阪市ってどんなとこ?

大阪市は大阪府のほぼ中央に位置しています。

大阪市は24の区に分かれています。私は一番東端の平野区に住んでいました。

大阪は近隣に京都とか神戸とか奈良とか魅力的な都市もたくさんありますし、大阪市自体も魅力にあふれています。もう一度行きたい転勤先です。

子育てはしやすい?

大阪市は子育てしやすいんでしょうか?

結論としてはかなり子育てしやすいです!ほんとに子育て世帯が住むのにはおすすめです。ほんとにいいところがいっぱいあります。

大阪市の子育ておすすめポイントをいくつか紹介させていただきます。

①行政の支援が手厚い

大阪市の子育てがしやすいポイントとしては、まず行政の支援が手厚いことが挙げられます。

子供医療費助成が手厚い

まず、子供の医療費についてですが、1医療機関1日当たり最大500円(月2回まで 3回目からは無料)、同一月の自己負担額が2500円を超えた場合は、超えた分が無料になります。

しかも、0歳~18歳まで(12~18歳は所得によって制限あり)という年齢の幅が広いのが他の市町村よりもすごいですよね。

転勤で回ってみると、1回当たり500円というのは正直言うとよくあります。ただ、年齢は15歳までが多く、大阪市のように18歳まで助成してくれるのはめったにありません

塾代助成がある

これも大阪市以外では見たことありませんが、中学生を対象として塾代の助成があります。

所得制限が厳しめですが、条件さえ合えば月1万円分の塾代を助成してくれます。

塾と言っても学習塾だけではなく、スポーツ教室や音楽教室など様々なジャンルの教室も参加しているので、より取り見取りです。

詳細は大阪市の塾代助成事業専用ホームページをご覧ください。

子供服が無料でもらえる!

大阪市では、マタニティフェア、ベビー服、子供服のリユース品を無料で提供する事業を行っています。令和2年8月時点ではコロナにより中止中

毎週第3土曜日に、大阪市各地にある環境事業センターで子供服の展示・提供を行っていました。1人当たり2着まで、子供も数に含みますので4人家族全員で行くと8着もらえます。

しかも、ミキハウスやGAP、ファミリアなどのブランド服もたまに紛れ込んでいて、掘り出し物を見つけることができたらうれしいですし、宝さがしみたいですごく楽しいですよ。

子供服は結構馬鹿にならない金額する割にすぐ着れなくなってしまいますので、こうやって行政がリユース品を無料提供する場を設けるのはすごくいいことだと思います。

他の市町村ではあまり見ない、とてもいい事業だと思います。コロナ禍では再開の見通しもなかなか立てないかと思いますが、いつかは再開してほしいですね。

②待機児童が少ない

大阪市のいいところ2つ目は待機児童が少ないところです。

これも行政と言えば行政なんですが、待機児童を減少させるために入居者枠の拡大を図っており、ここ数年で右肩下がりで待機児童数が減少していっています

令和2年4月の時点では待機児童数20人です。

保育所等利用待機児童数及び入所枠拡大数の推移
引用元:大阪市ホームページ

それでも20人待機しているなら、引っ越して行ってもすぐには入れないってことだよね、、、とお思いかもしれませんが、そういうわけではありません。

令和2年8月1日時点のデータで空きが全くないのは、港区0歳、東淀川区1歳、旭区1歳、西成区1歳だけでした。他の区や年齢では空きがある状況となっています。

ただし、空き状況は日々変わる可能性もありますし、空きがある施設の数も区によって全然違います。

こちらから空き状況が確認できますので、転勤前にはきちんと下調べして転居先を決めるようにしましょう。

魅力的な公園がいっぱい!

大阪市は魅力ある公園もたくさんあります。いくつか紹介させていただきます。

①長居公園

まずはやっぱり長居公園ですね。大阪時代は一番お世話になりました。私が住んでいた平野区からも近く、バスや車などでアクセスが良かったのでよく行っていました。

かなり広い公園で、子供用の遊具も公園の何か所かにあるので、混雑しすぎるということもありません。ランニングコースもきれいに整備されていて、子供の自転車の練習にもぴったりです。

公園の中には植物園もありますし、池とか緑もたくさんあって都会の中のオアシスと言った感じでしょうか。

自然史博物館には化石等も所蔵されていて、化石好きのわが子は楽しんでいました。

駐車場はタイムズ長居公園中央、タイムズ長居公園地下、タイムズ長居公園南の3か所ありますが、おすすめは南です。平日1日最大300円という格安さ、子供用の遊具や自然史博物館にも近いですので一番おすすめです。

②天王寺公園

ここ数年目覚ましい発展を遂げているあべの・天王寺エリアにある天王寺公園です。

あべの・天王寺は複数の路線が乗り入れているため、電車でのアクセスが便利です。私が住んでいた平野区からですと大阪メトロ(地下鉄)で一本なので、あべの付近もよく遊びに行っていました。

天王寺公園のいいところはてんしば」と呼ばれる広大な芝生エリアです。芝生で子供を走り回らせながらゆっくりする時間というのもかなり幸福を感じる時間でした。

あとはやはり園内にあります天王寺動物園ですね。何といっても入園料が安い。大人500円、小中学生200円、未就学児童無料です。大阪市内の小中学生は無料です。年間パスポートは2000円で、4回行けば元が取れます。1年間に4回とか普通に行きますよ。

あべの・天王寺沿線に引っ越しを検討されている方は年間パスポートおすすめです。

平野に住んでたのでだいぶおすすめ公園の偏りがありますが、他のもいい公園はたくさんありますので、皆さんも公園巡りしてみてください!

まとめ

ということで大阪市の子育ては、行政の補助も手厚いし、保育園事情も大都市にしては全然悪くなく子供を遊びに連れていける公園もたくさんあって、かなりおすすめです。私ももう一度行きたいです。

ただし、大阪市の中でも区によって、保育園事情や治安の良さも全然違います。しっかりした調べをしたうえで、転居先を決めましょう。