電力取引所価格高騰で電気代が10倍に!?市場価格連動型のリスクとおすすめ切り替え先は?

転勤族あれこれ

電力の市場取引価格が昨年末から急騰しています。かなり急激な上昇で、これによりある電力契約をしている人々がかなり金銭的なダメージを負うことになっています。

それが市場価格連動型プランです。過去の記事で市場価格連動型の電力プランはデメリットが大きくおすすめしないと言っていたのですが、その時でさえ市場価格は40円程度でした。

今ではなんと300円を超えるかというところまで来ています。大手の従量料金の10倍以上になっています。

なぜこのように取引価格が急騰してしまっているのでしょうか?

今回は改めて市場価格連動型のリスクと、もしすでに契約されている方がいるときは、おすすめの切り替え先をご紹介させて頂きます。

なぜ電気の取引価格が急騰しているのか

取引価格は昨年と比較するとかなり高騰しています。

引用元:テラエナジーホームページ

なぜ昨年末からどんどん電気の取引価格が高騰しているのでしょうか。その理由はいくつかあるようです。経済産業省や各電力会社のホームページなどを見てみると、おおむねこんな理由のようです。

  • 厳しい寒さと天候不良による電気需要のひっ迫
  • 国内LNGの不足、LNGの価格高騰
  • その他地政学的な理由

寒さにより需要はあるけど、電気を作るための燃料が足りないと言ったところなんでしょうか?この高騰を受けて、先ほど経済産業省がプレスリリースを出しています。内容はこんな感じです。

本年1月17日から6月30日までの間、一般送配電事業託送供給等約款料金算定規則(平成28年経済産業省令第22号)第27条の規定に基づきインバランス等料金単価として算定される金額が200円/kWhを超えるときは、当該インバランス等料金単価は、200円/kWhとすることとする。

引用元:経済産業省ホームページ

ひとまず冒頭で書いたような300円という価格は17日からはなくなりそうですね。ただ、200円でも十分高いですからね。それがずっと続く可能性があるなら、電力会社の切り替えも検討していいと思います。

市場価格連動型のリスク

過去の記事でも記載しておりますが、市場価格連動型の電力プランはデメリットが多く、リスクの高い契約体系となっています。

デメリット1.単価が変動するため将来の価格が読めない

市場価格連動型の場合、毎日電気料金の単価が変わります。将来的にいくらぐらいの料金になるかなど、だれにも分かりません。電力会社の料金比較サイトなどではあくまで過去の実績で見積もりをしています。つまり、将来的にいくらくらいになるかは全く分からないので、参考程度でしかありません。

実際私も市場価格連動型を契約していますが、大手電力会社よりも安くなるという試算でした。ただ、今回のような価格の高騰があると、それだけで数倍もの電気料金がかかってきてしまいます。安いときでも半額とはいかないため、安くなるメリットよりも高くなるリスクの方が大きいと感じます。

電気料金の単価なんてせいぜい20円程度ですからね。値下がりしても10円程度ですが、値上がりは数百円単位になります。恐ろしい、、、リスクとリターンがあってない気がしますね。

デメリット2.使いたいときに高い

電気の取引価格は需給によって変わります。需要が大きいときの方が電気料金が高くなります。それがきつい。需要が大きいということは、気温が高いときとか、今回みたいに寒さが厳しいときとか、家事をする時間とかそういう時です。

つまり、電気が高いとき=みんな使いたいとき=私も使いたい! ということです。

安いときは安いですけど、使いたいときは安くないんですよね。夜型の人とかは安い時間メインで使えるのでいいと思います。

おすすめの切り替え先は?

やっぱり大手電力会社が安心

今回の電気代高騰により、市場価格連動型のプランからの切り替えを検討されている方も多いと思います。基本的な切り替えの流れとしては、新しい電力会社に切り替えを申し込んで、次回または次々回の検針日から新しい電力会社に切り替わるというものです。

この場合は、下手したら2か月間は今の高い電気料金で使用し続けなければいけないので、かなり厳しいと思います。

次の方法として、現在契約中の電力会社を解約して、新しい業者に新規で申し込みを行うというものです。この流れで行うと、かなり短い期間で切り替えをすることができます。そしてこのような状況では、大手の電力会社の方が柔軟に対応してくれます。

ここでいう大手の電力会社とは、北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力です。

ただ、今は解約が大変です。解約したくてもなかなか電話が繋がらない!メールの返信も来ない!という状況なのではないでしょうか。そういう時は、エルピオでんきがおすすめです。

今ならエルピオでんきもおすすめ

スムーズに解約→大手電力会社に乗り換えができた方はそれでオッケーですが、解約の電話がどうしても繋がらない!そんな人は、【エルピオでんき】がおすすめです。

エルピオでんきは、市場価格高騰に伴う緊急対応ということで、通常の乗り換えが検針日切り替えなのに対し、現在は最短で乗り換えに対応してくれます。(最短3営業日)

最短で乗り換えられるからと言って、そもそも電気料金が高額だったら意味がないのですが、エルピオでんきは電気料金も良心的です。大手電力会社よりも安くなる可能性の方が高いです。エルピオでんきのホームページから価格のシミュレーションもできますので、乗り換えを検討する時間のある方は見てみてはいかがでしょうか。

もし最短でも切り替えを希望されるときは、申し込みフォームの備考欄に「最短希望」と記入する必要があります。この最短乗り換えの緊急対応は1月31日までの申し込みとなっていますので、注意が必要です。

まとめ

JEPXの電気取引価格の高騰により市場価格連動型のプランで契約している人は大打撃を受けています。市場価格連動型のプランにはリスクが多く、その割にリターンが少ないのであまりおすすめはできません。

この高騰がいつまで続くかは誰にも分かりませんし、少なくとも2月までは続く可能性はあると思います。ですので、現在市場価格連動型で契約している人は、切り替えを検討されてもいいと思います。

切り替えをする場合でも、通常ですと次回または次々回検針日からの切り替えとなってしまい、すぐには切り替えることができません。

そんな時は、現在契約中のものを一旦解約して、新規で新しい電力会社に申し込みを行う必要があります。こういった時に安心なのが、大手電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)です。対応いただけるかは、オペレーター次第という話も聞きますので、一度連絡してみるのが良いと思います。

解約の電話が繋がらずどうしても解約できないという人は、【エルピオでんき】がおすすめです。現在市場価格高騰の緊急対応中で、最短で3営業日で切り替えをしていただけます。1月31日までの受付ですので、検討している人はお早目が良いと思います。最短での切り替えを希望する人は、申し込みフォームの備考欄に「最短希望」と記入する必要がありますのでご注意ください。

エルピオでんきはキャッシュバックも受けることができますのでおすすめです。