賃貸の契約トラブルに気をつけよう!相談窓口はどこ?

物件選び

4月は学校への入学や、企業への入社、転勤などのシーズンで新しい場所で生活を始める人も少なくないと思います。

新しい場所で生活するために賃貸物件を探している人は、賃貸借の契約をして住み始めるわけですが、この契約というものは注意しなければいけないことがたくさんあります。

今回はどんな点に注意しなければいけないかと、トラブルになってしまった場合の相談窓口について紹介させていただきたいと思います。

↓他の賃貸物件あれこれ記事はこちら↓

新生活前は契約シーズン!

4月から新生活が始まる人も少なくないとおもいます。

新生活を始める前には色々と準備が必要ですよね。物件の賃貸借契約、電気やガスの契約、インターネット回線の契約、引っ越しの契約など準備には契約がつきものです。

4月までという短い時間で全部準備をしないといけませんので、どうしても焦ってしまいますし一つ一つ吟味できないというのが実情ではないかと思います。

ただ、契約というものは中身をきちんと確認し、十分理解したうえで結ばないと思わぬ落とし穴がある可能性もあります。

特に気を付けるのは賃貸物件の契約!

特に注意が必要なのが賃貸物件の契約です。

賃貸物件はすぐに他の契約ごとと違って、すぐに乗り換えるということができませんし、金額も高額です。そして、もともと賃貸契約はトラブルが多いんです。

まず、初期費用に不必要な項目が含まれていることも多々あります。そして、高額な更新料が設定されていたり、退去時の原状回復が借主側が不利になっているということも多いです。

この辺りは、契約を締結する前にきちんと内容を確認する必要があるのですが、そこまでちゃんと見ていないという人も多く聞きます。

後になってから、「聞いてないよ!」と言っても後の祭りですので、契約書などはきちんと確認する癖をつけたいですね。

ちなみにこのような賃貸物件についての注意点も記事にしてます。気になる項目があれば見てみてもいいかもしれません。

契約について、分からないことがあったり、トラブルになってしまったらすぐに相談できるように相談窓口は事前に確認しておくといいでしょう。

相談窓口はここ

国土交通省が賃貸住宅に関する相談窓口というものを掲げています。それがこれです↓

この他にも、「全国宅地建物取引業協会連合会」も不動産に関する相談に乗ってくれますので、こちらも一応頭に入れて置きましょう。

消費生活センターについては、消費者ホットラインの「188」があります。こちらに電話すれば、日本全国のお近くの消費者生活センターを案内していただけます。こちらからも居住地の消費生活センターを確認できます。

全国賃貸住宅経営者協会連合会は「安心ちんたいコール」というフリーダイヤルの窓口を開設しています。

日本賃貸住宅管理協会は賃貸住宅のトラブル相談の窓口があります。トラブル相談は一人一回まで、書面(WEBフォーム、FAX、手紙)のみです。

不動産適正取引推進機構は賃貸借契約の締結についての無料電話相談を実施しています。

まとめ

4月からの新生活で色々な契約に追われ、細かく内容を確認できていないケースも多いと思います。大きな問題になることは少ないですが、賃貸物件の契約だけはそうはいきません。

賃貸物件の場合は金額が大きいですし、不動産業界はちょっと怖いですからね、、、普通にいらない項目が見積もりに入っていたりします。

もちろん事前に国土交通省のガイドラインなどを確認して自衛することは大切ですが、それでも契約内容で分からないことは色々とあるはずです。

そんな時に相談できる窓口というものがあります。

事前に相談できる窓口を調べておくと、契約の時に分からないことがあっても安心です。