賃貸物件で値引きしやすい費用はこれ!きちんと把握して交渉しよう!

物件選び

賃貸物件を契約する上でとても大事なのが価格交渉です。特に初期費用には色々な名目の費用が入っており、正直どれがどれやら、、、

「不動産屋さんが言うのなら全部必要なんだろうな、よく分からないからこのまま契約しちゃおう」と思ったら相手の思うつぼですよ。必須じゃないものまで払わされているかもしれません。

今回は値引きしてもらいやすい費用はどれかという内容でお話しさせていただきます。賃貸物件の契約する前に一度読んでいただけると、皆さんの払うお金を少し少なくできるかもしれません。

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値引きしやすい費用はこれ!

賃貸の契約をするときにその費用の種類の多さに驚きますよね。敷金・礼金・仲介手数料・鍵交換費用・清掃費用・消毒費用etc、、、

一概に初期費用と言っても、実際にそのお金が入る先は違います。敷金や礼金、家賃は大家さんに、仲介手数料は仲介の不動産屋さんに、鍵交換や清掃は実際の業者に(ただしマージンが仲介業者に入ることも)などなど、そんな中で値引きしやすいポイントとしては、

  1. そもそも必須かどうか
  2. 相場と比べて高くないか

この2つのポイントを押さえることで値引きできる可能性がグッと上がります。それでは値引きしやすい費用と合わせてみていきましょう。

1.消毒費用

部屋の消毒費用です。消毒代、害虫駆除費、除菌代など様々な名称で取られることがありますが、大体内容は同じです。今はコロナ禍ですから、より請求に対する信ぴょう性が上がってしまっているような気がしますが、これは不要でしょう。いるという人は自分で業者を見つけた方が良いと思います。

そして、たいていの場合この費用は必須ではありません。やさしい不動産屋さんは見積もりの備考に「任意」とか書いてくれているのですが、そうでないところも多いです。必須かどうかの確認をして、任意と言われたらやめときましょう。

2.清掃費用

清掃費用は見積書に出てこないこともしばしばあります。契約書に清掃費用として、退去時に○○円請求するみたいに書いてあるケースが多いです。

清掃費用についても、業者を入れての清掃は本来であれば大家さんが勝手にやる話で、善管義務違反になるような使用ではなく、普通に使って普通に掃除していればそれで退去しても問題ないはずなんです。ただ、契約上その内容で合意してしまったら、後から覆すのはほぼ不可能ですので、契約前に清掃費用についてはきちんと話し合っておきましょう。

「きちんと清掃してから退去するので、この費用を削除できないですか?」聞いてみましょう。

3.仲介手数料

仲介手数料は仲介業者に対して払うお金です。仲介業者というのは皆さんが実際に会って話をする不動産屋さんのことです。仲介手数料に関しては、1か月を請求されていたら0.5か月分に値引きしてもらうことも結構できます。

仲介手数料は大家さん側と借主側双方から受け取っていることも多いです。ですので、仲介業者としても、値引きを突っぱねるよりも、借主側からの手数料が多少少なくなっても契約したいと考えることが多いです。色々物件情報を提供して、車出して内見に連れて行っても、契約が取れないと一円にもなりませんからね。

あとは、同じ地域の他の仲介業者の仲介手数料も調べておきましょう。0.5か月のところがあれば、「他に手数料安いところがあるから、値引かないならそちらで契約させてもらいます」って言えば値引いてくれる可能性が上がります。ただ、周りも全部同じ手数料だと値引きは厳しいかもしれません。

4.敷金・礼金

最後は敷金・礼金です。敷金と礼金はよく聞きますし、似たようなものかなと思っている方もいるかもしれませんが、その性質は全然違います。

敷金・・・保証金のようなもの。退去時の原状回復費などが引かれて残りは返還される

礼金・・・謝礼のようなもの。返還はなし。

敷金は最終的に戻ってくるお金ですので、労力を割いて値引き交渉する意味があまりありません。ただ、契約時に必要な費用は少なくなるので、今手元にお金がないという人は交渉してみてもいいと思います。

礼金は絶対交渉してみましょう。礼金は1か月~2か月分が一般的ですが、大家さんとしても住んでもらって賃料収入をずっと得る方がいいんです。ですので、礼金を多少値引いてくれる可能性があります。ただ、これも周辺住宅の相場によっても大きく左右されます。地域によってもです。関西は敷金・礼金なしという物件も多いですが、九州は礼金がしっかりとられます。

相場と見比べながら値引けそうなら積極的に交渉することをお勧めします。

まとめ

賃貸物件の初期費用は非常に高額になりがちです。すごく高い買い物ですので、本来ならすごく慎重になるべきなのですが、よく分からないから、とか、専門家の不動産屋さんがそう言うなら、ということで、言われるがままに契約をしてしまっている人も多いかと思います。

それは非常にもったいないですよ。うまく交渉できれば数万円の費用を削減できる可能性だってあるんです。今回紹介させていただいた、値引きしやすい費用は、

  1. 消毒費用
  2. 清掃費用
  3. 仲介手数料
  4. 敷金・礼金

値引き交渉で重要なのは、相場を知ることです。周辺の仲介業者や物件を調べて、見比べてみて高かったら交渉する。これだけでもだいぶ変わると思います。

そんなのめんどくさいよ!と思われる方は、最初から敷金・礼金0円の物件を条件にして調べるのが良いと思います。ビレッジハウスなら、敷金・礼金0円で仲介手数料も0円の物件を多数探すことができます。登録物件数は他の大手不動産情報サイトより少ないですが、安く家探しをしたい人は一度見てみてもいいかなと思います。

少しでも初期費用を安くして、浮いた費用で新生活を充実させられたら最高ですよね。