住所が決まってないと引っ越しの見積もりはとれないのか

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転勤が決まったんだけど、まだ引っ越し先の物件は探せてないんだよね。とりあえず引っ越しの業者だけでも押さえときたいんだけど、住所決まってなくても見積もりとか契約ってできるのかな?

そんな疑問に私の実体験を元にお答えさせていただきます。

結論から言うと、住む場所が決まってなくても、居住予定の市町村が決まっていれば見積もりがとれることが多いです

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住所が決まってなくても見積もりがとれるのか

私も今まで数回住所が決まっていない段階で複数社に見積もりをお願いしたことがありますが、住所が決まっていないと無理と言われたことはあまりありません。

ただいくつかの前提条件があります。

見積もりがとれる条件はこれ

見積もりがとれる条件としては、

  • 引っ越し予定日が繁忙期ではないこと
  • 引っ越し日を決めておくこと
  • エレベーターの有無
  • 道幅が狭い物件は選ばないこと
  • 最低でも市町村レベルで居住エリアをしぼること

以上の点を事前に決めておくことです。それぞれ見ていきましょう。

繁忙期ではないこと

繁忙期(主に3~4月)の場合、引っ越し業者は営業せずとも予約がどんどん埋まっていきます。そんな時に、住所も決まっていない人に対して予約をとってあげるほど引っ越し業界は甘くありません。繁忙期の場合は、早めに住むところを決めて、それから見積もりをお願いするしかありません。

繁忙期ではない時期の場合、引っ越し業者は積極的にお客をとりに行く時期です。多少安くても1件でも多く契約したいと考えていますので、住所が決まってなくても見積もりできることが多いです。

引っ越し日を決めておくこと

いくら繁忙期ではないとはいえ、引っ越し日が決まってないことには予約を取ることができません。引っ越しをする日は決めてから見積もりをお願いしましょう。

いつでもいい場合は、見積もりに来た営業マンに、いつにしたら安くなるのかを聞くのも効果的です。できる限り引っ越し業者の予定に合わせる方が、引っ越し費用は抑えることができます

エレベーターの有無は事前に決めておく

エレベーターの有無で料金が変わってきます。ですので、「3回以上の物件に住む場合は絶対にエレベーターが有る物件しか選ばない」とか、「一戸建てしか候補にしないからエレベーターは考えなくてもいい」など、事前にエレベーターに対する考え方を決めておかねばなりません。

後からどうしてもエレベーターがない物件になってしまった場合は、割増になる可能性もあるので注意しましょう。

道幅が狭い物件は選ばないと決めておく

道幅があまりにも狭いと引っ越しのトラックが通れない可能性があります。その場合、小型のトラックに積み替えて運ぶので、トラックの数も手間も増え、料金もその分上がることになります。引っ越し費用を抑えたいのであれば、最初から道幅が狭い物件は選ばないと決めておきましょう。

最低でも市町村レベルで居住エリアをしぼること

例えば長野県までの引っ越しで見積もりお願いしますと言ったとしても、長野県は北から南まで180㎞位あります。これは東京から福島ぐらいまでの距離があることになります。さすがにこの距離は誤差とは言えないですよね。料金にももちろん影響します。せめて市町村レベルまでは絞り込んでおきましょう。隣同士の市町村であれば料金にも影響を及ぼさないことが多いですので、1つに絞れないときは、隣接する市町村2つくらいまでならいいでしょう。

まとめ

引っ越し先の住所が決まっていないと絶対に見積もりをとることができないと思っている方もいますが、意外とそうでもありません。私も何度も見積もりを取ってきましたので、上に書いた条件を事前に考えたうえで見積もりをお願いすれば、見積もりを出してくれる会社もあると思います。

ただし、営業所や会社によっても対応が違いますので、絶対に見積もりできるというわけではありません。早めに住む場所を決めて、それから見積もりを依頼する方がスムーズですし、確実ではあります。

どうしても早めに見積もりが欲しい方は、参考にしていただければ幸いです。