転勤が多い仕事になったんだけど、どんな銀行を開設したら便利なんだろう。やっぱりメガバンクって呼ばれる銀行が一番便利かな?
今回は転勤族の銀行選びについてお話していきます。転勤の度に色々な地域に行かなくてはならないので、やっぱり全国各地で使える利便性がいい銀行がいいのか?それとも地方銀行も活用した方がいいのか、その辺をお話ししていきたいと思います。
結論から言いますと、やっぱり「ゆうちょ銀行」が一番おすすめ、2番目はネット銀行となります。メガバンクや地方銀行は様々な地方に行く転勤族には使いづらいです。
では詳細についてここから説明していきます。
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転勤族はどの銀行が便利なの?
転勤族にとって銀行選びは意外と重要です。正直転勤族の妻になるまでは銀行にそこまでのこだわりはありませんでした。ただ転勤族や引っ越しが多い人にとっては銀行選びはかなり重要になってくると感じます。
最近はキャッシュレス決済が浸透してきましたが、現金が必要な時もゼロではありません。そんな時に全国どこでも一定のサービスを提供してくれる銀行を選んだ方が、転勤族にとっては有利だと思います。
やっぱり一番はゆうちょ銀行
やっぱり一番はゆうちょ銀行ですね。転勤族ではない方でもゆうちょ銀行を選ばれている方も多いと思います。
ゆうちょ銀行の一番の魅力は、その利便性にあります。各都道府県に店舗がありますし、店舗数もかなり多いです。全国で約24000の窓口、約29800のATMはかなりのものです。
銀行 | 店舗数 | 店舗がない県の数 |
ゆうちょ銀行 | 約24000 | 0 |
三菱UFJ銀行 | 750 | 20 |
三井住友銀行 | 447 | 14 |
みずほ銀行 | 464 | 0 |
3大メガバンクと比較しても圧倒的ですよね。進出してない県がないのはゆうちょ銀行とみずほ銀行ぐらいです。店舗数から言ってもゆうちょ銀行一択と言っても過言でないですよね。
これから説明するネット銀行も大変便利でおすすめなのですが、店舗での対応をお求めの方はゆうちょ銀行を選ばれるの方がいいでしょう。
次におすすめなのはネット銀行
ゆうちょ銀行の次におすすめなのが、ネット銀行です。ネット銀行とは特定の銀行ではなく、店舗を持たないまたは必要最小限の店舗のみを持ち、インターネット上での取引を中心とする銀行のことです。近年ネット銀行の口座を開設する方も増えています。
ネット銀行のメリットは、インターネット上での取引のため店舗を構えることによる人件費等を抑えることができ、手数料や金利などに還元しているところにあります。
店舗でのサービスは受けられませんが、金利などがいいのは助かりますよね。
また、ほとんどのネット銀行が大手のコンビニATMで使用できます。コンビニは郵便局以上にたくさんあるので、通常の引き出しや振込で使用するなら、ネット銀行の方がゆうちょ銀行より利便性は高いと言えます。
ネット銀行はスマホで開設できる
ネット銀行という名前から当たり前と言えば当たり前なのですが、スマホで簡単に解説できます。
銀行印の届け出はありません。ネットに必要な事項を入力し、本人確認書類をカメラで撮影してアップロードするだけなので、かなり簡単かつお手軽に開設することができます。住所の変更手続きもネットで完結できますので、引っ越しが多い人にはありがたいですね。
どのネット銀行がおすすめ?
現在日本ではたくさんのネット銀行があります。
- auじぶん銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- ジャパネット銀行
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- 大和ネクスト銀行
この中で特におすすめのネット銀行をいくつかピックアップしていきます。
おすすめ1:楽天銀行
楽天銀行はセブンーイレブン、ローソン、ファミリーマート等のATMで利用可能です。また、「楽天銀行ハッピープログラム」というランク制度を導入しており、預金残高や取引回数に応じてATMの利用手数料や他行あての振込手数料が無料になる特典があります。(ATM手数料は0回~最大7回/月 無料)さらに、楽天市場でお買い物したときに付与される楽天スーパーポイントもポイントアップするんです。
私は楽天経済圏を活用しているので、ポイントアップはかなり助かります。
さらに、楽天証券と楽天銀行を連携(マネーブリッジといいます)させたら、金利が優遇されて、普通預金の金利が年0.1%になるんです。(2020年6月時点)
最近はどこの銀行でも、金利年0.001%程度ですのでかなりお得ですよね。
銀行 | 金利 |
楽天銀行 | 0.1%(マネーブリッジ設定時) |
ゆうちょ銀行 | 0.001% |
三井住友銀行 | 0.001% |
三菱UFJ銀行 | 0.001% |
みずほ銀行 | 0.001% |
おすすめ2:住信SBIネット銀行
おすすめ2は住信SBIネット銀行です。住信SBIネット銀行も楽天銀行と同じようにセブンーイレブン、ローソン、ファミリーマート等のATMで利用可能です。また、「スマートプログラム」というランク制度を導入しています。そして、楽天銀行よりもいいところとして、一番下のランクでもATM利用手数料2回/月無料、他行あての振込手数料1回/月無料というところです。
楽天銀行は一番下のランクだと、無料回数が0回ですので、そこは住信SBIネット銀行の勝ちですね。
ただし、楽天銀行も10万円以上入金していればATMの無料回数が付与されますから、普段使いするならどちらでもあまり変わりません。
まとめ
結論として、引っ越しが多い人や転勤族の人は、地方へ転勤になっても使用できる利便性が必要であると考えます。メガバンクは地方では非常に使いづらいのでお勧めしません。地方銀行も、その地方では利便性が高いですが、別の地方に行くとほぼ使えませんので、おすすめしません。
そんな中おすすめが「ゆうちょ銀行」と「ネット銀行」です。窓口でのサービスがないと安心できないと言いう人はゆうちょ銀行がいいと思いますが、それ以外の人はネット銀行1本でもいいのではないでしょうか?
私自身は楽天銀行をメインにして、ゆうちょ銀行の口座も持っています。
ちなみに、私の知り合いの転勤族の人は、その土地土地で地方銀行の口座を開設するということにしていました。これは趣味みたいなものですね。
皆さんも、それぞれの考え方や転勤先に地方が多いのかどうかなどを考慮しながら、自分に合った銀行を選びましょう。
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