雪国への転勤!車の雪道仕様はどうすればいいかチェックしよう!

転勤族あれこれ

転勤族をしていると雪国に引っ越しになることもありますよね。私も宮城県へ転勤したことがあります。雪国は良いところですが、大変なこともありますよね。

特に雪があまり降らないところの出身の方の場合、雪への対策というものがなかなか分からないなと思うこともあるのではないでしょうか?

今回はそんな中でも、特に大切な車の雪道対策についてお話しさせていただきます。

先に結論から言うと、対策が必要なものはこの通りです。

必要な対策
  • タイヤの履き替え
  • ワイパーの交換
  • ウォッシャー液の交換
  • バッテリー交換
  • エンジンオイル交換

それぞれ細かく見ていきましょう。

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車の雪道対策って必要?

そもそも雪道対策が必要かということですが、これは絶対必要だと言えます。本当に雪が積もりますからね。特に雪道に慣れていない人は、対策をしていないとろくに走れません。

地元の人でさえたまにスタックしているのを見かけますから、注意しすぎて困るということはありません。

特に車に関することは乗っている人の命にもつながります。できれば転勤する前、遅くとも転勤してすぐに車屋さんに持っていくなどして、対策をするようにしましょう。

必要な対策はこれ!

今回は最低限必要な対策についてお話しさせていただきます。冒頭でも提示しましたが、これだけは最低限必要です。

必要な対策
  • タイヤの履き替え
  • ワイパーの交換
  • ウォッシャー液の交換
  • バッテリー交換
  • エンジンオイル交換

それぞれ詳しく説明させていただきます。

タイヤの履き替え

まずはタイヤの履き替えです。これは大前提ですよね。

雪道に対応するためにはやはりタイヤが大切です!対応するためにはやはりタイヤが大切です!はこれはイメージが付く人も多いのではないでしょうか。

ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへ履き替えましょう。ただ、これは冬のシーズンだけで大丈夫です。夏は夏用タイヤに履き替えないと運動性能も悪くなってしまいますし、せっかくのスタッドレスタイヤも摩耗してしまいます。

北海道は10月下旬~11月上旬ごろから雪が降り始めて、4月ごろには雪解けしています。もちろん年によっても変わりますので、余裕をもって雪の期間に間に合うように履き替えをしておきましょう。

タイヤだけインターネットで買って、タイヤ屋さんに持ち込みで交換してもらうことも可能です。ただ、「タイヤは色々ありすぎてよく分からない!」という人は、最初からタイヤ屋さんに行って相談するのが吉です。

ワイパーの交換

実はワイパーも冬用のものに交換する必要があります。スノーワイパーと呼ばれるものです。

スノーワイパーの特徴は、ゴムの柔らかさとワイパーブレードをゴムで覆っている点です。

通常のワイパーの場合は、ゴムが低気温で固まってしまい、うまくフロントガラスに密着しなくなって機能しなくなってしまったり、ワイパーブレードが固まって動かなくなってしまいます。

スノーワイパーはこれらを防止するために作られています。

低気温でも固まりにくい柔らかなゴムで作られており、ブレードの凍結防止にゴムで覆われているんです。

雪が頻繁に降る状況で、ワイパーが動かなくなるのは視界がきれいに保てずに事故につながりかねません。

値段自体も数千円と安いですので、冬場になる前にぜひ交換しておきましょう。

ウォッシャー液の交換

通常のウォッシャー液は原液を水で薄めて使用しています。

その場合、凍りやすくなっており氷点下になるとすぐ凍って使えなくなってしまいます。

その場合の対応としては、①原液を薄めずに使用する ②寒冷地用のウォッシャー液を使用する の2種類があります。

①の原液を薄めずに使用した場合であっても、マイナス5度程度で凍ってしまいます。北海道や東北に行く場合は、これでは対応できないケースの方が多いです。

そういった場合は、②の寒冷地用ウォッシャー液の出番になります。

寒冷地用に作られていますので、商品にもよりますがマイナス30度を下回っても凍りません。

ネットで購入すると費用も抑えられるので、自分で買って入れ替えるのがおすすめです。

バッテリーの交換

皆さんも経験あるかもしれませんが、冬場の朝かなり気温が下がっていたらエンジンの付きが悪くなることありませんか?

これはバッテリーが寒さに弱いことが原因です。

バッテリーは内部で化学反応を起こして電気を充電したり、供給したりしていますが、寒くなるとこの化学反応が鈍り、バッテリーが弱ってしまうんです。

ですので、寒い地域に行く場合は、バッテリー交換をしていないとすぐにエンジンが付かなくなってしまう可能性があります。

寒冷地用のバッテリーは大容量になっており、低気温でもエンジン始動に必要な電力は供給可能となっています。バッテリー交換と合わせてオルタネータの容量アップも検討しましょう。

オルタネータからバッテリーに充電するという流れなのですが、バッテリーだけ大容量にしてしまうと、オルタネータの充電性能的に間に合わないという可能性があります。

バッテリーとオルタネータはセットで考えていた方が無難です。

エンジンオイルの交換

エンジンオイルについては、ほぼ交換は不要です。現在のエンジンオイルは進歩しているので、季節によって交換が必要ということはほとんどありません。

ただ、エンジンのパフォーマンスを向上させるためには交換しておいた方が良いというケースもあります。特に現在暑い地域に住んでいて雪国に引っ越す場合などです。

エンジンオイルはそれぞれ粘度というものが設定されています。粘度によって、気温何度まで適応しているかというものが変わります。

ですので、かなりの寒冷地に行く場合には、その気温に適応できるエンジンオイルかどうかを確認する必要があります。

エンジンオイルは個人では交換が困難ですので、車屋さんに相談してみましょう。

エンジンオイルというのは必ず交換が必要なものではありません。一度、現在入っているエンジンオイルの粘度を確認することから始めましょう。

他にもいろいろ

必要最低限な対策は上に挙げた5つですが、他にもやっておいた方が良いことはあります。

例えば、車の防さび加工がその一つです。

寒冷地では、道路に融雪剤がまかれて雪が解けるようにしています。その融雪剤が車に付着すると、車がさびる原因になります。

錆を放置しすぎると、車がどんどん腐食していきもろくなってしまいます。車を長く乗るためには、やっておいた方が良い対策です。

まとめ

寒冷地に引っ越す場合には、車を寒冷地仕様に変える必要があります。

最低限必要な対策は、

必要な対策
  • タイヤの履き替え
  • ワイパーの交換
  • ウォッシャー液の交換
  • バッテリー交換
  • エンジンオイル交換

この中でワイパーの交換とウォッシャー液の交換は個人でもできますので、ネット通販などで探してみて安いのを見繕ってもいいと思います。

車に詳しくない人ではどのように対策をすればいいか分からないこともたくさんありますが、出来るだけ自分でやって安く済ませるところは安く済ませた方がお得ですからね。

自信のない方はディーラーにもっていったら、やってくれます。

冬になる前にきちんと準備をして雪に備えましょう!