【転勤族のネット環境】引っ越しが多い人へのおすすめは?WiFi?光回線?

転勤族あれこれ

転勤族のネット回線ってどうすればいいのかな?引っ越しが多いから光回線にしたら毎回工事しないといけないから大変そうだしな。やっぱりモバイルルーターとかがいいのかな?

転勤族で悩むことが多いのがネット回線ですよね。今回はネット回線の選び方のコツやメリットデメリットなどをお話ししていこうと思います。

まず、結論から言いますと「人による」ということになってしまいます

ネット回線は特徴により大きく分かれており、その人の使用方法により選ぶべきネット回線は変わってきます。

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光回線かモバイル回線か

ネット回線の選択肢は、光回線かモバイル回線(WiFi等)かのどちらか2択になっていると言えます。

それぞれに一長一短があり、こっちが絶対に優れているとは言えません。そのため、それぞれのメリットデメリットを比較してみて、自分に合った回線を選ぶ必要があるのです。

光回線のメリット

では光回線からメリットを見ていきましょう。

メリット1:速度が速く安定している

光回線のメリットは、速度が速く安定していることが第一に挙げられます。

下りの速度を比較すると、モバイル回線の場合、ざっくり50Mbpsぐらいの速度ですが、光回線の場合は、500Mbps くらいになります。

光回線の場合、実際に回線が家まで繋がっているので速度と安定感はモバイル回線よりも格段に上になります。

しかし、最近ではモバイル回線のルーターが進化してきていますので、最大速度はそこまで差がなくなってきているのも事実です。5Gルーターになるとほんとに差がなくなるかもしれないですね。

ネットサーフィンや動画視聴の場合は、どっちでもほぼストレスなく利用できます。しかし、オンラインゲームをする人は、光回線でないと、速度的に厳しいでしょう

メリット2:無制限に使える

光回線は、どれだけ使っても速度制限がかかることはありません。モバイル回線の場合、契約によりますが7GBで速度を制限される契約が比較的多くなっています。

7GB制限は実際どのくらいで制限がかかるのかというと、動画視聴で31時間程度です。つまり1日1時間動画を見たらそれだけで速度制限がかかってしまう可能性があります。

ですので、動画をよく視聴する方は光回線を選ぶ方が無難と言えます。

光回線のデメリット

次に光回線のデメリットを見ていきましょう。

デメリット1:引っ越すたびに工事費が必要

光回線の場合、光コンセントを敷設する工事が必要になります。引っ越す度に引っ越す先の家の工事をする必要があり、工事費用ももちろん掛かってしまいます。

ただし、マンション等で前の住民が光回線を使用していて、光コンセントがすでにある場合は、新たに工事を行う必要がなく、既存の光コンセントを使用して光回線につなぐことができます。もちろんですが、光回線の契約をしている場合ですよ。

つまり、賃貸物件等で光回線対応済みの物件を探せば、このデメリットはなくなります。しかし、物件の選択肢が狭まってしまうことは確実です。

デメリット2:月々の利用料金が高い

光回線のデメリット2つ目は、月々の利用料金が高いことです。

光回線は、月額の利用料+機器レンタル料+回線工事費=月額費用 として掛かります。契約内容によって、価格の差はありますが、おおむね4000円~6000円程度が相場になっております。

引っ越しの際は工事費用も追加でかかってくる可能性もあるため、支払うお金としてはモバイル回線より高くなることは必至です。

ただし、近年光回線の価格競争が激しくなってきており、多種多様なキャンペーンを打ち出し、実質的な負担金額としてはかなり安くなってきているんです。

少し高くても速度と安定性を取るなら光回線がいいでしょう。

モバイル回線のメリット

次はモバイル回線のメリットを説明していきます。

メリット1:引っ越しもラクラク

モバイル回線はルーターの電源を入れて電波がキャッチできれば使用できます。

引っ越しても面倒な工事などは不要ということです。正直言って、転勤族の私にとってはこのメリットはかなり大きいです。このメリットがあるから、私はモバイル回線を使用しています。

メリット2:価格が安い

メリットの2つ目としては、価格が光回線に比べて安いことが挙げられます。

ただし、光回線のところでも説明しましたが、光回線の価格競争が激しくなった影響で、そこまで大きな差はなくなってきています。月額費用も数百円程度の差になってきています。ただし、引っ越しに伴う工事費用が掛からないので、全体的な費用としてはお安くなっています。

メリット3:持ち運びができる

モバイル回線のいいところは、持ち運びができることです。家の外でもパスコンやタブレットを使えるのがいいところですよね。

スマホを通信容量が少なめのプランにしておいて、モバイル回線をメインに使用するということもできるので、固定費削減につながります。

モバイル回線のデメリット

次はデメリットについてです。

デメリット1:速度制限がかかる可能性がある

モバイル回線の場合、速度制限がかかる可能性があります。プランによって変わるので、どれだけ使用したら速度制限がかかるかは一概には言えませんが、多いのは月7GBや3日で10GBという制限です。

速度制限がかかってしまうとかなり遅い速度になってしまうので、動画視聴もろくにできない状況になります。その点は注意が必要です。

容量無制限のプランも複数ありますが、料金が高くなりがちです。光回線の料金と見比べながら検討した方がよいでしょう。

デメリット2:引っ越し先がサービス範囲外である可能性がある

モバイル回線は電波をキャッチするという性質上、日本全国どこでも使えるというわけにはいきません。引っ越した先がサービスの範囲外であるという可能性も十分にあります。加えて、2年間の縛りがある契約をしていた場合、違約金を支払って乗り換える必要が出てきます。

ただ、最近では縛りがないものや携帯の大手キャリアの回線を使用するものが多いですので、そういった回線を選べば安心です。

まとめ

まとめとしましては、オンラインゲームなどでどうしても速度が欲しい人は光回線1択ですが、引っ越しが多い転勤族の人は工事費用の掛からないモバイル回線がおすすめです。

モバイル回線もWiMAXであったりWiFiであったりと種類がたくさんあります。どの回線を使用するものかをきっちり吟味して契約するのがいいでしょう。

引っ越しで環境が変わることが多いですので、縛りがないものがおすすめです。