賃貸物件を探していると、「1か月フリーレント」という物件をたまに見ますよね。
家賃が1か月分無料になるんですから、お得に間違いない！と思うのですがほんとにそうなのでしょうか？
うまい話には訳があると言いますし、落とし穴的な何かがあるような気もします。
実際にはどうなんでしょうか？注意点とかあるんでしょうか？
↓他の賃貸物件値引き関係の記事はこちら↓
フリーレントってなに？
フリーレントは「free rent」ですね。1か月とか2か月とか、入居してから一定の期間家賃がかからない物件のことです。
フリーレント物件は家賃1か月分無料のものが多いですね。たまに2か月とかがあるかな？といった感じです。
正直1か月分でも家賃がかからないのは大きいですよね。それだけで数万円浮きますからね。
なんでフリーレント物件があるの？
フリーレントって大家側にメリットなさそうだけどなんであるの？と思う方もいるかもしれません。
大家さんとしても空室があるよりは、安くてもいいから入居してもらいたいというのが本音です。ただし、家賃を下げてしまうと、今入居している人からも、「うちの家賃も下げてよ！」と言われかねません。だからフリーレントにするんです。
しかもフリーレントは1回の値下げで終わります。家賃の値下げは、その人が住んでいる限りずっと値下げし続けることになりますから、大家さんとしては避けたいんです。
ですので、フリーレント物件というものが存在するわけです。
入居者側デメリットないじゃん！絶対お得だからフリーレント物件だけを探そうかなと思うかもしれませんが、注意しないといけないところもあるんです。
フリーレント物件の注意点
ここからはフリーレント物件の注意点を紹介していきます。
契約期間の縛りがある
フリーレント物件は、フリーレント期間中は家賃がかかりませんよね。ですので、その期間の間に引っ越されてしまっては、大家側としては損しかないですよね。
ですので、フリーレント物件は一定の契約期間の縛りがある場合が多いです。
1年以内に退去したら、賃料の〇か月分請求します。等の縛りがあることが多く、住んでみてやっぱりここが嫌だから引っ越したいなと思ったら、余計に費用がかかっちゃうんです！
ですので、気に入った物件であるかどうかという観点は非常に大事です。
ただ、最近ではフリーレント物件以外でも1年間の縛りがある物件が多くなっています。私が今住んでいる物件もそうです。ですので、これだけでフリーレントは微妙！となる必要もありません。
家賃が高い可能性がある
フリーレント物件は、同じ地域の家賃相場よりも若干高い家賃を設定している場合があります。
フリーレントで損しても、家賃の割り増ししている分で回収できるというわけです。
最初から、「フリーレント1か月！」とかで売り出している物件は家賃が高いかもしれないですね。きちんと同じ地域の物件も探して、家賃相場に比べて家賃が適正かどうかを確かめるようにしましょう。
共益費や管理費がかかる場合がある
フリーレントと言っても、家賃部分だけでそれ以外の共益費や管理費、駐車場代などはかかるという場合があります。
これは物件によって変わりますので、自分が選ぼうとしているフリーレント物件はどこまで無料なのか、きちんと把握しておきましょう。
お得に住めたと思っても、予期しない出費があると損した気分になりますからね。
まとめ
フリーレント物件は、きちんと条件を把握して、自分が気に入った物件があるのであればお得な物件だと思います。
ただ、最初からフリーレントであることを前面に押し出している物件については、多少注意してみる必要があると思います。
フリーレント物件として募集をかけていない物件であっても、交渉によっては家賃1か月分を無料にしてくれる場合もありますので、ぜひ交渉してみましょう。
ご紹介した注意事項を参考にしていただいて、お得な物件を探してください。
