賃貸物件を探していると、家賃+管理費の表記をよく見ますよね。
この管理費が結構馬鹿にならない金額だったりして、合計すると他の物件の方やいいなということもしばしば
この管理費っていったい何なんでしょうか?
管理人がいる物件なんて実際あんまりないですし、なんのために払っているのかよく分からないという人もいるんじゃないでしょうか?
今回はその管理費についてお話しさせていただこうと思います。
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管理費ってなに?
管理費はなにに使われる費用なんでしょうか?特に明確にこれに使われるという法律などがあるわけではありません。
主に、
- 共用部分の電気代・水道代
- 共用部分の消耗品代(電球等)
- 共用部分の清掃費
このような感じで使われることが多いです。
基本的には共用部分を管理するために使われています。
管理費0円の物件はお得?
管理費0円の物件や管理費が家賃に含まれている物件というものも結構な数見かけますが、これはお得なのでしょうか?
結論を言うとお得!というわけではありません。共用部分の電気代などは必ずかかってきてしまうので、実際に管理する費用が0円ということはありえませんよね。
結局その部分の費用として家賃に上乗せされているだけなのです。
しかも、通常敷金や礼金、仲介手数料などは家賃1か月分等、家賃の金額で決定されますので、むしろ高くなってしまいます。
つまり、敷金などのことを考えるのならば、「家賃+管理費」の表記の方が少しでも安くできるということですね。
管理費の金額は部屋によって違うの?
管理費は共用部分の費用負担を入居者で割るので、ほとんど同じです。部屋によって変わるということはあまりありません。
ただ、物件によっては専有面積の比率に応じて管理費を決めているものもあります。広い部屋の方が管理費が高く、狭い部屋の方が安いということですね。たまに見るケースですね。
まとめ
管理費は、物件の共用部分の管理に必要な費用を賄うためのお金です。
管理費0円の物件もありますが、家賃のその分含まれていますので必ずしもお得というわけではありません。むしろ敷金や礼金は家賃を基に計算されるので、家賃が上がれば上がってしまいます。
「家賃+管理費」の表記の場合は、合計ではなく家賃部分の金額を基に計算されますので、その方がお得になるケースの方が多いでしょう。
管理費は基本的に物件の中では統一されていることが多いですが、ものよっては専有面積の広さに応じて金額が変わることもあります。