引っ越しって大変ですよね。
特に、4月は大学の入学や会社への入社、新天地への転勤など、引っ越しが多いシーズンですよね。
4月に引っ越したら高いんだろうなと思っている人も多いと思います。
いわゆる繁忙期と言われる時期ですね。
今回は引っ越しの繁忙期がいつからいつまでなのか、繁忙期中に引っ越しをしないといけないときはどうしたらいいのか、このあたりについてお話しさせていただきいます。
↓他の引っ越し関係の記事はこちら↓
引っ越しの繁忙期を知ろう!
繁忙期は3月、4月です。
と、これだけだと意味がない情報ですよね。笑 もっと具体的にはは?ということになっちゃいますよね。
そこで、私がいつも繁忙期を判断するサイトをご紹介します。
それがこちら→引越時期の分散に向けたお願い(国土交通省)
引っ越しの繁忙期を知るのには、この国土交通省のサイトを見てみましょう。
国土交通省が毎年掲載している引越時期の分散のお願いです。このページの下の方に、「引越混雑予想カレンダー」が掲載されています。これが繁忙期の目安です。
2020年の場合、3月14日~4月12日までと、4月の土日が混雑する期間となっています。
繁忙期は避けましょう!
当たり前ですけど、引っ越しの繁忙期は避けた方がいいですよね。
ここを避けるだけで、数万円は変わってきます。
でも4月入学だし、、、入社だし、、、という人もいると思います。
どうしようもない、、、ということもないですよ!繁忙期での引っ越しを安くするためにはどのようにすればいいかをお教えします。
1.宅配便で引っ越しする
これは分かりますよね。宅配便の料金は、3月だろうが4月だろうが値上がりすることはありません。大きい荷物がない人は宅配便で引っ越しするのが一番安く済むと思います。
大きめな家具があるから宅配便だけでは厳しい!という人は、単身パックと宅配便の併用がいいでしょう。
単身パックは繁忙期で多少の値上がりはありますが、普通の引っ越しよりは値上がり幅も大きくありません。通常のトラックを手配するタイプの引っ越しより、単身パック+宅配便の併用の方が安上がりなるのでお勧めです。
大阪→千葉への引っ越しで考えてみましょう。
例えばゆうパックの場合、引っ越し業者の大きめの箱である120サイズの送料は、持ち込み割引は適用せずに1,690円です。
10箱で16,900円、15箱では25,350円です。単身の引っ越しの場合は大体15箱程度が多いようです。これだけで済むならかなり安いですよね。ただ、大きめの家具が有ったらそうはいきません。冷蔵庫や洗濯機がある場合は、別途単身パックを手配する必要があります。
日本通運の単身パックSの場合、26,000円です。3月中旬から4月中旬は5,000円割増ですので、31,000円です。
ですので、段ボール15箱と単身パックS1つで、
25,350円+31,000円=56,350円
どうでしょうね。ちょっと高いですかね。単身パックのスペースが余れば箱の方を単身パックに積めるので、15箱より少なくできるかもしれないですね。
そうするともうちょっと安くすることができますね。
2.レンタカーを借りて自分で引っ越す
引っ越し先が近い人で、運転が苦じゃない人はこれがおすすめです。
レンタカーは乗り捨て(借りた場所じゃないところで返却すること)もできますからね。
例えば大阪→千葉まで、1泊2日で借りた場合の料金はこんな感じ↓
全国の格安レンタカーを一括比較・検索予約【skyticketレンタカー】で検索してみました。
税込みで16,500円で、千葉で返せばオッケーです。ちなみに2泊3日で検索したら23,100円でした。大阪で荷物を積んで次の日に千葉に着いて荷下ろしして車を返却するのはしんどいですからね。
距離によって、1日だけとか1泊2日とか選ぶといいですね。
4月の引っ越しはかなり高くつきますからね。2泊3日23,100円に高速代金、ガソリン代金を入れたとしても、引っ越し業者よりは安くなると思います。
ただし、レンタカーを借りて引っ越しをするのは結構大変です。絶対おすすめ!とはいかないです。
私も同一県内での引っ越しでトラックをレンタルして引っ越しましたが、結構きつかったです。
まず、大型の荷物を載せるのが大変です!冷蔵庫、洗濯機、ソファーなどなど、、
ほんとに大変ですからね。私はお隣さんに手伝ってもらっちゃいました。
男の人なら、単身者用の家電であれば積み込みできないこともないと思いますが、それでもかなりきついと思います。
そういう時は便利屋に頼むことも検討した方がいいかもしれません。
例えばこの「お助け本舗」という便利屋さんの場合、
出張費2000円+1時間当たりの作業3000円=5000円で作業してもらえます。
大型の家具の積み込みだけでしたら1時間で十分です。むしろ余るかも
積み下ろし両方で頼んだとしても10,000円です。
例えば先ほどの大阪→千葉での引っ越し(1泊2日)で合計金額を考えてみましょう。
高速代とガソリン代はNAVITIMEで調べました。
16,500円+15,090円(高速代)+5,000円(ガソリン代)+10,000円(便利屋さん)
=46,590円 どうでしょうか?まあまあ安くないでしょうか。
思ったより安くないなと思う人もいるかもしれませんが、引っ越し業者や宅配便で頼んだ場合、大阪から千葉に移動する交通費は普通にかかりますよね?
でもレンタカーの場合、46,590円の中に自分の交通費も含まれていますので、そこまで考えると割安だと思います。
ただ、かなり強行軍ですし、自分で荷物を積み下ろしするのは結構大変ですので、そこを我慢できる人にはいいと思います。
3.引越時期をずらす
1と2で繁忙期でも安く引っ越せる方法をご紹介しましたが、それ以外の解決策として、引越時期を繁忙期以外にずらすという方法もあります。
4月入社だからずらせるわけない!という人もいるでしょうが、ずらす方法はあります。
その方法は、賃貸を1か月前倒しで借りて、3月初旬に引っ越しを終わらせるというものです。
この方法のメリットは、引っ越しタイミングを繁忙期からずらすことができるので、引っ越し代金を安くできることです。
デメリットとして、3月分の家賃もかかってしまうこと、引っ越し作業後から実際に引っ越してくるまで、送った荷物を使えないことにが挙げられます。
この方法をとるときに考えるべきことは、余計にかかる家賃と安くなる引っ越し代金どちらがお得かということです。
賃貸物件の値下げ交渉については、以下の記事も参考にしてください。
賃貸物件も3月4月は書き入れ時で、価格交渉にあまり応じてくれない傾向にあります。
繁忙期からずらすことばかりを考えず、きちんと値段を見比べて検討してみましょう。
ちなみに私が大阪→千葉へ転勤したときの引っ越し費用は3tトラックで180,000円でした。繁忙期ではない時期です。単身の場合はもっと安くなると思います。参考までに。
まとめ
引っ越しの繁忙期は3月中旬から4月中旬です。
国土交通省のサイトで大体の目安を確認できます。
繁忙期の引っ越しで費用を少しでも安くするには
- 宅配便を使って引っ越す
- レンタカーを借りて自分で引っ越す
- 賃貸物件を前借して繁忙期からずらす
という方法が考えられます。
世帯でないのであれば、宅配便やレンタカーがおすすめですが世帯の人は繁忙期からずらすのがいいと思います。
とりあえずは早めに引っ越し業者の無料見積もりをしてみて、値段を見てから方針を決められるといいですね。