【ふるさと納税】引っ越ししたらどんな手続きが必要?返礼品は受け取れる?

引っ越し手続き

皆さんふるさと納税はやってますか?

私は毎年やってます!どの自治体に寄付するか探すのは、ネットショッピングみたいで結構楽しいですよね。

そんなふるさと納税ですが、税金の控除を受けるためには確定申告やワンストップ特例制度などを利用しないといけません。

ただでさえまあまあ面倒くさいのに、引っ越しをしてしまったらどうなるんでしょうか?なにか追加で手続きが必要?返礼品はちゃんと引っ越し先に届けてくれるの?

そんな不安が出てきますよね。今回は皆さんが安心してふるさと納税を利用できるように、そこんとこ解説していきます!

結論から先に書きますと、引っ越しのタイミングにもよりますが、ワンストップ申請済みの場合は追加で手続きが必要になります。

返礼品の住所変更は寄付先の自治体に新しい住所を伝えれば、ちゃんと送ってくれますのでご安心ください。

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ふるさと納税ってなに?

そもそもふるさと納税って何でしょうか?ほとんどの人はもうご存じですかね。

簡単に言うと、地元とか応援したいなと思える自治体に寄付することです。

実際は寄付なのですが、手続きをすることで税金の控除を受けられるので、実質的に納税になっているということで、「ふるさと納税」という名前になっています。

ふるさと納税で控除できる額は収入等によって変わりますので、人によってまちまちです。上限以内であれば、基本的に「寄付した額−2000円=税金の控除額」ということになります

つまり、実質2000円で色々な返礼品が受け取れるということなんです!

返礼品は寄付額の3割以内を目安にされているので、例えば30,000円寄付したら9,000円分の返礼品が送られてくるわけです。それが2,000円で手に入るんだからやった方がいいかなと思っています。

控除の手続きは2つある

税金の控除を受けるための手続きは基本的には2つです。

ワンストップ特例制度か確定申告を実施するかどちらかになります。

ワンストップ特例制度ってなに?

ワンストップ特例制度は確定申告を行わなくても寄付金の控除が受けられるための仕組みです。

「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した先の自治体に送付するだけなんです。

「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」は寄付した先の自治体が寄付の証明書と一緒に返信用封筒まで添えて送ってくれます。至れり尽くせりですね。

ただし、ワンストップ特例制度を使えるのは5自治体までですので、それ以上の自治体に寄付したら結局確定申告が必要になってきます。

確定申告は?

確定申告は今更説明不要な感じがしますね。ふるさと納税じゃなくても医療費控除などで確定申告したことがある人もいるんじゃないでしょうか?

確定申告も、国税電子申告・納税システムを使えば簡単に手続きできますので、ワンストップ特例制度を使わなくてもいいんじゃないかなと思います。

私はいつも確定申告しています。確定申告の場合、所得税の還付と住民税の控除2種類に分かれます。

ですので、国税庁から還付額の通知が来たけど、寄付額よりだいぶ少ない!?と思うかもしれませんが、それは所得税の分だけです。

住民税もきちんと控除されますので、焦らなくて大丈夫ですよ。

ちなみにワンストップ特例制度と確定申告で控除額等は変わりません。どっちでやってもオッケーです。

引っ越したらどんな手続きをすればいい?

それでは本題の引っ越ししたらどうすればいいかですが、手続きの種類や引っ越しの時期によって変わってきます。

ワンストップ特例制度を利用した場合

ワンストップ特例制度を申請済みの場合はどうでしょうか。

申請済みで1月1日以前の引っ越しの場合

「寄附金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書」により変更した内容を寄付した自治体あてに送付しないといけません。

申請済みで1月2日以降の引っ越しの場合

住民税は1月1日時点で住民票がある自治体で課税されます。ですので、1月2日以降に引っ越しても影響はありません。住民税控除に関する追加手続きは不要です。

未申請で引っ越しをした場合

1月1日時点の居住地の住所で申請したらオッケーです。

確定申告する場合

確定申告は確定申告時期が決まってますので、悩まなくて済みますよね。

1月1日の居住地の税務署に申告しなきゃいけないんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、その必要はありません。現在住んでいる場所を管轄している税務署に申告するので、引っ越しが多い人はこっちが楽だと思いますね。

返礼品の住所変更は可能?

次は返礼品の住所変更についてです。返礼品はいつ送られてくるか分からないものもありますので、引っ越しが決まったら早めに手続きしましょう

私が過去に寄付した自治体は、メールで新しい住所を送ったらちゃんと返礼品を送ってくれました。メールの文面はこんな感じ↓

○○市 ふるさと納税 ご担当者様

お世話になっております。
○○市ふるさと納税に寄付させていただいたpotemaruと申します。

[受注番号](あれば記載する)

この度引っ越しをしまして、返礼品の送付先を変更して頂きたくメールを差し上げました。

新住所:○○県○○市○○ 1丁目1-1

よろしくお願い致します。

potemaru 電話番号:090-XXXX-XXXX

複数の自治体でこんな感じでメールを送ったらオッケーでした。参考にしてください。

まとめ

ふるさと納税は実質負担2000円で色々な返礼品が受け取れるお得な制度だと思います。

各自治体のホームページやふるさと納税サイト(さとふるふるさとチョイスなど)から申し込みができます。ふるさと納税サイトの場合は、ネットショッピングと同じような見え方ですので、かなり使いやすくなっていると思います。

引っ越しをした場合、ワンストップ特例制度の場合、追加で手続きが必要になる可能性があります。確定申告なら1回で済むので、個人的にはこちらがおすすめです。

返礼品の住所変更もメールを送れば対応してくれる自治体も多いと思いますので、そこまで手間はかかりません。

結論としては、ふるさと納税おすすめです!