引っ越しの時には色々な手続きが必要になりますよね。
そんな中でも絶対に忘れちゃダメなのが、生活に欠かせないライフライン関連!
今回はその中でも水道の使用停止と開栓の手続き方法と必要なもの、停止時の料金がどうなるか、立ち合いは必要かなどを紹介いたします。
↓他の引っ越し手続き関連はこちら↓
【水道】どんな手続きが必要?
引っ越しの時に、必要な水道の手続きは2つあります。それは、①「使用中止」②「使用開始」です。
「使用中止」というのは、旧居の水道を解約する閉栓の手続きです。「使用開始」というのは、新居の水道の開栓手続きです。
水道の手続きは居住している自治体に対して行います。それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは「使用中止」の手続きを!
まずは、旧居の「使用中止」手続きから終わらせちゃいましょう。
現在お住まいの場所の水道局に連絡です!「市町村名+水道局」で検索すれば連絡先はすぐに見つかります。
最近ではインターネットで手続きできるところが増えていますが、電話での手続きよりも期限が早くなっているケースもあります。
「引越し日まで時間がない」という場合は、電話で連絡しましょう。
手続先 | 各自治体水道局 |
届出期限 | 引越し日の1週間前まで (電話の場合3日前まで) |
届出費用 | 無料 |
届出方法 | ①水道局ホームページ ②電話 ③窓口 |
立ち合い | 不要 |
必要事項 | ①契約者氏名 ②旧居の住所 ③水栓番号 ④使用中止日 ⑤支払方法 |
備考 | ・市町村によっては、精算時に必要経費として費用を請求される場合があります。 ・水栓番号は検針票に記載されている番号です。 ・支払方法は口座引落か納付書が一般的です。 クレジットカードやキャッシュレス決済は自治体によります。 検針に来た作業員に集金をお願いすることは通常できません。 ・集合住宅の場合は、管理組合への手続きが必要な場合があります。 ・最後の料金は日割で計算されるケースが多いですが、自治体によって異なります。 |
引越しの前には一応メーターの数字を確認しておくようにしましょう。
後から確認に来れないですからね。もし、高い料金を請求されても使用量を確認できるようにしておきましょう。
次に「使用開始」の手続きを
「使用中止」の手続きを終わらせたら、「使用開始」の手続きをしておきましょう。
こちらも新居を管轄する水道局へ連絡して手続きします。
手続先 | 各自治体水道局 |
届出期限 | 引越し日の3日前まで |
届出費用 | 無料 |
届出方法 | ①水道局ホームページ ②電話 ③窓口 ④郵送 |
立ち合い | 不要 |
必要事項 | ①契約者氏名 ②新居の住所 ③水栓番号(分かれば) ④使用開始日 ⑤支払方法 ⑥使用用途(家庭用、営業用等) |
備考 | ・支払方法は口座引落か納付書が一般的です。 クレジットカードやキャッシュレス決済は自治体によります。 検針に来た作業員に集金をお願いすることは通常できません。 ・集合住宅の場合は、管理組合への手続きが必要な場合があります。 ・初回料金は日割で計算されるケースが多いですが、自治体によって異なります。 ・水道は蛇口を回せば使えます。水が出ない場合は、シンク・洗面所の下の栓が 開栓されているか、水道メーター付近にある止水栓が開栓されているかを確認 |
水道は引っ越しまでに申し込みをしていなくても使用できる場合がほとんどです。
出来れば引っ越し前、無理そうなら引っ越し後なるべく早めに手続きするようにしましょう。
「引っ越し前で水栓番号が分からないよ」という方もいると思いますが、ご安心ください。「使用開始」の場合は、水栓番号は必須項目ではありません。分からなくても手続きは可能です。
ちなみに水道の契約内容は、各自治体の水道事業給水条例で定められています。契約前に「市町村名+水道事業給水条例」で検索して内容を見ておくようにしましょう。
手続きを忘れてしまったら?
もし、水道の手続きを忘れてしまったらどうなるでしょうか?
まず、「使用中止」の手続きを忘れてしまうと、引っ越し後の住んでいない期間も料金を請求されてしまう可能性があります。
住んでいない期間は使用量は増えませんが、基本料金の日割り分がどんどん増えていきます。
次に「使用開始」の手続きを忘れてしまうと、新居で水が使えないということになる可能性があります。
引っ越してすぐは掃除にも水を使いますし、トイレが流せないのは困りますし、お風呂も入れなくなっちゃいます。
そこから手続きを始めてすぐに使用できるとも限りませんので、事前に手続きをしておきましょう。
ただ、これはほぼないケースです。大体蛇口をひねれば水は出てきます。
まとめ
引っ越しの際は、水道の「使用中止」と「使用開始」の手続きが必要です。どちらも立会は必要ありません。
引越し日の1週間前までには手続きを終わらせておくようにしましょう。
使用中止を終わらせておかないと、住んでいない期間の分も料金を取られますし、使用開始をしていないと引っ越して水が使えないこともあります。
手続き自体はインターネットならすぐに終わりますので、忘れずやっておきましょう